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「双眼鏡を覗いてみたら」~三菱重工下関造船所の進水式~(シリーズ④)
投稿:2013.11.27
タワーの南側を望むとクレーンが建ち並ぶ中に赤の三菱のマークが目立つ造船所が目に飛び込んでくる。そう三菱重工下関造船所である。1914年に操業を開始して以来今日まで100年近く、1170隻以上もの新造船を造り続け、下関の造船の歴史を刻んできた。
今では彦島の江の浦工場ではフェリー、自動車運搬船をはじめ多種多様な船を、また、手前の本土の大和町工場では甲板機械、油圧機器などの機械類のほかボーイング787の主翼用部品も製造しているとのこと。
双眼鏡をじっと覗くと、船の中で忙しく動き回る作業員の姿や溶接の火花が飛び散っているのが垣間見え、距離はあるのだがものを造っていくときの真剣さと熱意が伝わってくる気がする。
造船所で一番華やかな時は進水式であろう。船を支える支綱が切られて船がゆっくりと進水していく姿は感動だ。造船所の皆さんの手で造られた多くの船がここから世界の海に旅立って活躍している。関門海峡を通過する船を見ながら下関市と海との関わりの深さを改めて感じている。
【三菱重工下関造船所】
【三菱重工下関造船所の進水式】(2013年11月)